101号室の生活記録

忘れられたものと、世の中の隅の方にいる考える住人

8/14

日曜日

 

東京の夜は暑い

構内の少し空気の濁った香り

 

涼しい時の流れがもう懐かしく感じる

鈴虫や蛙の鳴いていて

遠くから聴こえる風鈴の音

 

また明日から自分のペースで

謙虚さと明るさを忘れずに

 

わたしのいつかのモットーは

誰かを幸せにすることだった

 

わたし一人が幸せにできる数なんて

たかが知れてるよと思われるかもしれない

大人になるにつれて、自分ができることなんてたかが知れてるしそうしたところでって

何度も思ったことがなかった訳じゃない

 

けどせめてわたしに携わる人たちは

どんな形であれ幸せであってほしい

 

それは小さなことかもしれないけど

その小さな幸せが誰かの笑顔に繋がるなら

 

そんな気持ちでまた明日から頑張りたいな

 

やさしい気持ちを忘れずにいよう