日曜日
公園を散歩していると
どこか見覚えのあるような姿をした鳥に
一瞬で目を奪われ、足が止まった
身震いもせず、じっと水辺に立ち続ける
その鳥の名は、アオサギだった
記憶の彼方にかすかに残っていた私のアオサギの知識は
もしも巡り会えたら、それは幸運であるということ
調べてみると、その通りだった
私は嬉しさと同時にまた成長するときがきたのだと確信した
私に必要なものは、“自立心”である
これ以上自立してどうすると思う部分もあるが、
人は成長を停滞してはならないとも思う
アオサギは長い時間誰にも頼らず自分の足だけで
水辺に立ち続けることが特徴とされており、
確かに立ち続ける姿を見た人には忍耐力が宿るらしい
また突然出会ったのならば、自立心が確固たるものに
なったことを意味するらしい
このどちらをも同時に起きた今日の奇跡は、
きっとこれからの私の新たな第2の人生の始まりに
必要とする能力であるということを、最後の教えとして
神様の遣いとされるアオサギに巡り会わせてくれたことで
伝えに来てくれたのではないかと思った
私はこの最後のチャンスを逃してはならない
そう思い、私は新たな一歩を踏み出す勇気を得た
良い1日だった