101号室の生活記録

忘れられたものと、世の中の隅の方にいる考える住人

11/16

木曜日

 

今日は模擬国試試験だった日

 

正直隙間時間くらいしか勉強していないから

まだできなくても仕方がないさ

と自分に言い聞かせるものの

受けるからには目標を持って受験したかったので

落としてはいけない部分だけは取れたらいいな

くらいの気持ちでやってみた

 

結果は、目標としていた点数は取れた上に

前回よりも点数が上がっていたので良しとした

 

模擬試験の後って周囲の反応で

ついつい落ち込みがちになる

だから、いつもご褒美を決めておく

 

まずは三角チョコパイのよくばりいちご

想像以上の美味しさだった

カスタードはなめらかでほどよい甘さに

あたたかい優しさを感じた気がした

 

お次は、待ちに待った念願の美容院

社会人になったら明るい色にはできないので

今のうちに楽しもうと思っている

とはいっても、

色味はミルクティーベージュ

透明感のある艶髪を目指し中

 

この地に引越してから4年、

ようやく素敵な美容師さんに出逢えた

 

わたしは人と会話をするのは苦手ではないが

ひとりの時間は静かに過ごしたい派なので

いつも美容院を予約する時は

静かに過ごしたいという項目を選択する

 

とはいっても、いつも話しかけられると

話し込んでしまうので結局疲れてしまっていた

 

けれど、今の美容師さんは話す時は

楽しそうに話すし美容の知識を

丁寧に教えてくださるが、

施行の時間は静かに眠らせてくれたり

読書をさせてくれる

とてもさりげない気遣いが上手な方で

いつもわたしは背筋を正される

 

今回も想像していた通りの色味で

艶のある素敵な仕上がりにしてくださった

 

帰り際に、この仕事をお辞めにになり

遠く離れた新天地へと旅立つと教えてくださった

 

素敵な方だったので、少し悲しかったけど

新たな場所でまた頑張ってほしかったので

これまでのお礼を伝え、笑顔でお別れをした

新たな土地でお元気に暮らせますように